チャットでおしゃべりな人は小学生が多い。
最近のアプリゲームだと、ギルドやクランなどのようにユーザー同士でグループを組むシステムがある。そこではチャットを用いて、メンバー同士で交流ができるようになっている。チャットだけでなく、カードゲームであればデッキやリプレイ動画の共有。育成ゲームなどでは育成アイテムのリクエストやパーティ編成例などの共有。なんのゲームかによって、チャットの内容は変わる。ただ、意外とチャットで会話することは少ないように感じる。日本一位を目指しているようなところであれば、チャットも活発なのかもしれないが、とりあえず楽しくやれればいいというところだと、ほとんどの人がチャットを使用していない。
そんな時、空気を読まず喋り出すのが小学生ユーザー。これは良い方向に転がることもある。今やスマホが扱える人であれば、年齢問わずゲームをプレイできる。そうすると、グループ内で社会人、大学生、小学生など様々な年代の人が入り乱れる。不思議なことに、大学生以上の人はチャットで不用意に発言しないように感じる。大概、チャットを積極的にやろうという空気を作るのは、ゲームを始めたばかりの無知な小学生。彼らが素朴な質問を投げかけて、誰かがそれに対して答えると、またその子から返事が来る。やりとりを続けると、別の人もそのチャットに参加してくる。一度、チャットが始まれば、なんとなく話しやすい空気になる。そして次の日。その小学生がまた何か話題をふる。それに大人が答えて、今度は大人同士で交流が始まる。良い影響だ。
ただし、悪い方向に転がることもある。小学生は面倒臭い。承認欲求が強いのか、自分のことを語り出す。話も脈略なく、考えなしなことが多い。気長にやれば済むものをすぐになんとかしようとして、こちらのアドバイスを無視することも多々ある。それに対して、大人気なくイラっとすることもある。
ただ、彼らはいつだって楽しそうにゲームをしている。生まれた時からネットがあり、PCがあり、スマホがある。昔のように、買う前に散々悩んだり、説明書を読み込んだりはしない。無料でやって、面白くなければアンインストール。もはや人間として次のステージにいる。そんな彼らだからこそのチャットなんだと思う。
他人とのつながりを求めている時代に産まれ、それに特化した人類。それが今の小学生。彼らが大人になる頃、ネットでの繋がりによって心の時代は終わりを迎える。そうなった時、次は何の時代を迎えるのだろうか。